1968-05-07 第58回国会 参議院 運輸委員会 第15号
イタリアの次であるというところにとどまっているわけでございまして、伸びる素質のある産業を伸ばす、戦略産業と申しますか、あるいはリーディング、インダストリイとでも申しますか、そういうものを伸ばすことによってそれに関連するほかの産業の発展を誘発する。それによって日本経済は伸び、そうして一人当たりの国民所得も向上する。そうして国全体の経済が向上する、こういうことになると思うのであります。
イタリアの次であるというところにとどまっているわけでございまして、伸びる素質のある産業を伸ばす、戦略産業と申しますか、あるいはリーディング、インダストリイとでも申しますか、そういうものを伸ばすことによってそれに関連するほかの産業の発展を誘発する。それによって日本経済は伸び、そうして一人当たりの国民所得も向上する。そうして国全体の経済が向上する、こういうことになると思うのであります。
ただこれらの国々は、今でも盛んに申して来るのでありますけれども、日本のコテツジ・インダストリイ、家内工業でありますけれども、これを日本を範としたいということを盛んに申して参ります。それから水産業に関して、日本と手を握りたいということを盛んに申して参ります。これらの二分野において日本が経済的な提携をし得る範囲、分野というものは相当あるのじやないかと思います。それから農業であります。
しかして第六条のごとき、租税の減免措置による特別償却というような恩典を与えるものにつきましては、さらにそのうちから、特に先ほど申しました、キー・インダストリイと申しますか、そういう概念に当てはまるものを選択をして緊急必要あるものについて第六条の適用をして行きたい、かような建前にいたしておるわけであります。